喫煙室の黒川さん・その後のふたり
「喫煙室の黒川さん」36ページにふたりのお初8ページ一コマたりとも服を着ていない漫画を追加し、kindleインディーズ無料マンガに出してみたところ審査の結果「成人向けコンテンツなしボーイズラブカテゴリ」で公開されました。 喫煙室の黒川さん …
漫画 短編漫画R18
蓮喰い
農村の出で科挙に合格し、主簿の役を任ぜられて地方に赴任した黄柴雲(おうさいうん)。赴任先で厄介になる士大夫、盧舜琦(ろしゅんき)の屋敷には『若い男が居付かない』という噂が流れていた。仕事に倦み、買って出た屋敷の庭仕事に興じる中柴雲は、荒れた庭の奥に佇む離れに暮らす一人の画家と出会う――。
短編小説R18
キャンディバーに悪戯を
休暇で降り立った街のハロウィンで賑わうショッピングモールで、事件に遭遇した宇宙規模民間警備会社<アネモイ・セキュリティサービス>所属のアルベルトとベルナルド。新旧エースパイロットの迅速な対応で事件はスピード解決、ご褒美のように降って湧いたふたりきりの時間をどうやって過ごそうか――。
短編小説R18,アネモイ・セキュリティサービス
15.島を背にして
そう言えばカナンが長い髪をまとめているところはほとんど見たことがなかった。後ろから露わになっているうなじを眺めながらキリは思う。 儀式を無事済ませたからなのか、今まではらしくない恐れを見せ島の外に出たがらなかったカナンがキリと共に学校に通…
八重のジュプン咲くこの島でR18
八重のジュプン咲くこの島で
文明社会から距離を置き、豊かな自然に埋もれたような小さな島。そこで共に生まれ育った15歳のキリとカナンは、次の満月の夜に島に伝わる儀式を執り行うことになっている。対極に位置するふたつの要素を『聖獣』と『魔女』に象徴させ、二者の間で調和、バラ…
長編小説R18,聖獣と魔女
14.満月の夜・島(2)★
穏やかな波のような快感がカナンの内奥に包まれた性器から体中へ広がっていく。深くまで|挿入《い》れたまま腰をゆるゆると揺らし、手のひらでなぞっていないところはないほどカナンの身体の形を確かめて、キリは激しく穿ちたい衝動をやり過ごしている。「…
八重のジュプン咲くこの島でR18
13.満月の夜・島(1)★
八重のジュプンで作った香油はこれだけで足りるだろうか。キリはカナンとふたり、並べた瓶を前に頭を抱える。「儀式の最中は|香油《これ》焚いとかなきゃいけないんだろ? どっちかっちゃそっちに回してさ」「あー……うん、そうだな……。 足りなくなっ…
八重のジュプン咲くこの島でR18
12.満月の夜・街(2)★
「っあ、あっ、んんっ、ガラム……ッ!」「う、あ、は……っ、あ……っ、 ラダ、も、|射精《で》るからぁ……っ!」 自覚があるだけで少なくとももう2度は射精している。保たないのでは、という危惧も何処へやら、ガラムはラダの身体に夢中になって覚めな…
八重のジュプン咲くこの島でR18
11.満月の夜・街(1)★
おかしなことになってしまった。ガラム自身には何ら突飛な要素はないはずだが、行く先々で顔を合わせた強面の男たちがかしこまるせいで変な目立ち方をしてしまっている。夜遊びがてらのそぞろ歩きに見せかけたいのに、筋者の見回りそのものでは困るのだ。「…
八重のジュプン咲くこの島でR18
10.赤く染まる頬
※恋愛感情に絡まない女性キャラクターが登場します※「キリ、あんた……!」 ウタラの家の扉を開けるやいなや、母、アイルが突進してきた。勢いよく両手でキリの顔を挟み、聖獣の色を宿した目を覗き込んでくる。ぴしゃりと音がしたほどの両手は下手をしたら…
八重のジュプン咲くこの島でR18
09.水辺の戯れ★
※恋愛感情に絡まない女性キャラクターが登場します※「キリ、そっちどう? 八重ある?」「ん……今のところない」「たいがい取り尽くしちゃったんじゃないのか? 八重ばっかり固まって生えててほしいよな」 カナンはそう嘆き、投げやりに寝そべった。八重…
八重のジュプン咲くこの島でR18
08.街の風を切って
「壁蹴って、上から跳んでけ!」 ガラムの声でキリは瞬時に踏み切った。跳び上がった空中で一回転、次の着地点を確認する。二つの壁の隙間を順番に蹴って上へと身体を運び、柵を飛び越えて屋上へ。降り立った脚を助走に切り替え、眼下に広がる通り向かいの屋…
八重のジュプン咲くこの島でR18