二冊目のはずなのにKindleインディーズ無料マンガ出版のすったもんだ

2023年5月に描いた「喫煙室の黒川さん」読切36ページ全年齢向けBL漫画に
その後のふたりのお初8ページ漫画と表紙を追加し
Kindleインディーズ無料マンガで出版しました。

 
本編36ページでいい年齢の大人ふたりが夜のオフィスで……
結局ボタンのひとつも外しやしねえ!とド健全で終わったので、
お付き合いが少し深まったころ、じゃあそろそろ……で
お初に挑む様を描いてみたく、8ページ一コマたりとも服を着ていない漫画を
出版社から発行されている商業BL漫画の電子版の修正に倣った様子で局部の消しを行い、
厳しめ基準のつもりでアダルトカテゴリを選択し出版の申請を出したところ――

「お客様の出版した本に、Amazon のコンテンツ ガイドラインに違反するコンテンツが
含まれていることが判明したため、Amazon での販売を差し止めさせていただきます。」

審査の基準は明らかにされず、不備箇所を指摘してくれる仕組みでもないため
何度か再申請を繰り返すことになりそうだな~……とがっかりげんなりでした。

 
ただ、この時点では十中八九消しが甘かったんだろうと思っていたのですが、
一応原因の絞り込みを試みて確信を得てから原稿ファイルを開いて修正しようと考え、
「アダルトカテゴリで申請し、解説文に
『厳しめ基準でアダルト設定にしたがそれほどドエロとは言えず
性的以外の成人向け要素(グロとかバイオレンス)はない』と書いた」

「あえてアダルトカテゴリにした云々/真のアダルト要素はないとの予防線、
表紙に入れたR18表示素材(クリスタの素材)を削除 し
成人向けコンテンツなしボーイズラブカテゴリに設定」
で一度再申請を送ってみました。
すると――
 
「初めてのインディーズ無料マンガをご出版いただきありがとうございます。 」
 
初めてじゃないんだが……そして管理画面のステータスは変わってないんだが……など
もろもろ不安は残りつつ、結局二回目で無事公開できた次第です。
アダルトというには物足りないのがいけなかったのか、
それについての言い訳めいた予防線のコメントが見苦しかったのか
ボーイズラブと明記することのほうが大事だったのか、
結局何が原因かはわかりませんが2023年中に
2冊目のKindleインディーズ無料マンガを追加できてよかったです。